今回は、スマホ用マイク/ギターインターフェース「TASCAM iXZ」を紹介します。
過去ブログで紹介した スマホ用ミキサー「Roland GO:MIXER PRO」は約30,000円と高価でしたが、今回紹介する製品は約4,000円と、気軽に撮影を始めたいと考えている方にお勧めです。
今回は写真①のスマホ用インターフェース「TASCAM iXZ」を中心に説明します。
②のコンデンサーマイク(audio-technica AT2035)と③のカメラ(iPhone 7)については上記ブログで説明しています。
なお、iPhoneに繋ぐには④の「Lightning-3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ」(1,100円)が必要となります。
1.「TASCAM iXZ」各部の説明
上からの写真。上述のとおり、iPhoneにつなげるには、ミニプラグに「Lightning-3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ」をつなげます。
Androidには直接つなげられますが、4極端子を搭載したスマホに限られるようです。
4極端子とは、写真のプラグのように先端に3本の線があるもの(つまり4極に分かれているもの)です。
正面?からの写真。左の丸い端子がマイクを繋ぐXLR端子です。一番最初の写真も参考にしてください。
コンデンサマイクを繋いだら、「MODE」と「PHANTOM」のスイッチを右側にします。
なお、6.3mmプラグはギター用で、マイクは挿せても機能しないようなので注意してください。試していませんが。。
裏面?からの写真。中央にヘッドフォン用のミニプラグが付いていますが、マイクとギターどちらをつないだ時も音が聞こえませんでした。
メーカーに問い合わせてみようかな。。
下からの写真。電池カバーが薄いので装着するときは溝にしっかり固定してからスライドさせるようにしてください。。
電池寿命がどれくらいかはまだわかりませんが、消耗したら充電式のeneloopを使う予定です。
2.マイク位置のセッティング
マイク1本からボーカルやギターなど全ての音を取り込むため、マイクの位置が重要になります。
ここで問題が発生!
フィンガーピッキングの生ギター音を撮ろうとしたところ、ボーカルとのバランスの良い場所はギターの正面でした。
ここにマイクをセットしてしまっては、私の華麗wなフィンガーピッキングが見えない。
当然ながらビジュアル優先wなのでマイクの位置を高くしたところ、今度はギターの音が小さくなってしまいました。。
そこで、ギターはエレアコなのでアンプからも音を出すことにしました。
ピックを使う演奏なら生音だけでも、マイクを顔に近づけてもバランスが取れると思います。
3.撮影結果
こちらが先日公開した、「TASCAM iXZ」を使用した弾き語り「あなたのポートレート」の撮影結果です。
1本のマイクからボーカル、生ギター、アンプ経由のギターそしてリズムボックスの音を取り込んでいます。
4.まとめ
いろいろと(私自身を含めて)ツッコミどころがありましたが、この価格でスマホとコンデンサーマイクを気軽に繋げて撮影を楽しめるとはとても魅力的な製品だなと思いました。
価格:3,960円 |
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