ギターとかキリンとかって、写真に収まりにくいですよねw
今回は、YAMAHAのサイレントギターSLG200Sを紹介します。
仕様などはこちらのYAMAHAのwebを見て頂いて(手抜き!)、以下に私の注目点を説明します。
1.静音性
最近このギターで弾き語りをしてYouTubeにアップしているのですが、室内でお隣さんを気にすることなくストロークできるのが、このギターの最大のメリットです。
普通のアコギの18%くらいの音量だそうです。生音の音量はざっくりソリッドのエレキギターくらいだと思ってください。
意外と音大きいじゃないかと思われるかもしれませんが、本物の弦が同じスケール(634mm)で張ってあるので物理的にやむを得ないし、夜中に生音で楽しむのにもこのくらいの音量はむしろ必要かと思います。
2.携帯性
ケースに収納する時には、左側のフレームを取り外します。
牛丼屋のカウンターに一人で座った時も椅子と椅子の間に置けるくらいの薄さです。
もっとも普段は、フレームを外してケースに入れることはなく、常に触れるようソファーに置いてあります。
重さはわずか2.1kgなので、寝転んで弾いても快適です。
3.演奏性・バランス
いくら音が静かで携帯性に優れているからといって、弾きにくかったら意味がありません。
フレームがしっかりしているので、エレキギターのような薄いギターを弾いているのと変わらない演奏性です。ボティ(フレーム)のサイズはいわゆるフォークタイプのアコギと同様です。
また、ヘッドを軽くすることで、ボディとのバランスも良好に保たれています。
4.ピックアップシステム
こちらも詳しくはwebを見ていただきたいのですが(手抜き!)、以下ポイントです。
・左の電池ボックスには単三電池を2本入れます。私は充電式のエネループを使用しています。
・右の3.5mmジャックにイヤホンを差し込むだけで、アコギの生音(に限りなく近い音)を楽しむことができます。(アンプに繋ぎたい場合は裏面の6.3mmジャックを使います。)
・中央のつまみで、ピックアップ(P.U.)とマイク(空気感のようなものもシミュレーション)の音をブレンドすることができます。私には違いがあまり判りませんがw
・右のつまみで、2種類のリバーブかコーラスをかけることができます。
・内臓チューナーは、クリップチューナーに比べて感度がよく、強く弾かないと反応しないようなことはありません。
5.ネック
マホガニーのネックは薄く塗装されているのですが、サテン並にサラサラしていて滑りが良好です。
ネックの太さや形状は個人の好みがありますが、太すぎず薄すぎず、私の好みです。
6.デザイン
シンプルで飽きのこないデザインは、リビングのインテリアにもなりそうです。(という説明でご家族を説得されてはいかがでしょうか。。)
色はこちらのナチュラル(NT)を含む全4種類で、2020年より加わったクリムゾンレッドバーストカラー(要はワインレッド)はお勧めです。(ていうか欲しいw)
演奏例は以下の2曲を参考にしていただければ幸いです、、
hikkimorry.com
ということで、実売価格7万円弱と決して安くはありませんが、とにかくアコギ(の音)が好きで時間と場所を選ばずガンガン弾きたい人向けのサイレントギターの紹介でした。
普通のアコギやエレキと同様、楽器店で手に取って弾きごごちやネックのフィーリングを確認されることをお勧めします。
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