歌をメインに外国語をまなブログ

英検1級(TOEIC925点)、中国語検定3級(HSK5級)、フランス語検定3級、スペイン語検定6級のマルチリンガリスト見習い。外国語の歌を歌って外国語を学ぶことにも取り組んでいます。

【日本語教育#013】訓読みと音読み 〜 せめて1種類ずつなら外国人が学習するのも楽なのでは、、

 こういうところでも決められない民族なんでしょうか。

 裏を返せば、日本は他国に侵略されることなく、日本語も脈々と変化をとげてきたといえるかもしれません。

 

 おっと、また逸脱してしまいましたが、試験に必要なことだけまとめておきましょう。

 

 訓読み:漢字を大和言葉(やまとことば)で読むこと。

 音読み:その漢字に結びついた中国語の発音を取入れたもの。

 

 そして音読みには上の表のとおり、中国から伝わった時代で呉音・漢音・唐音があります。

 

 呉音:5〜6世紀頃伝わった、揚子江下流地方の南方音。

 漢音:7〜9正規頃、随や唐から留学生・遣唐使などが持ち帰った音。

 唐音:宋、元、明などの時代に禅僧や商人が伝えた音。

 

 日本語の音読みで多いのは漢音で、上の表で比べてみてもそれぞれの漢字の代表的な読み方をしている気がします。

 また、唐音の数は全体で少なく、呉音・漢音と比べても特殊な読み方だということが分かります。

 

 あと、本題とは直接関係ありませんが、日本人(福澤諭吉先生など)が『経済』など結構な数の言葉を作って中国に再輸出したことは興味深い話です。

 加工貿易の先駆けか、、

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