フランス語に限らず、語学を学び始める動機や目標レベルは人それぞれでしょう。
でも、まずは基本書で学び、基本語彙を増やし、そして検定試験の最下級に合格するという流れは、多くの学習者にとって効率的で効果的な方法ではないかと思います。
今回は、私が複数の大型書店をハシゴして長時間立ち読みして厳選し、そして仏検5級合格に役立った、基本書、単語集、そして検定試験問題集の3冊をご紹介します。
なお、3冊とも過去ブログで紹介していますので、説明が重複する点もありますがご了承ください。(お時間があれば、フランス語カテゴリーの過去ブログもご参照ください、、)
1.基本書
・書籍名:フラ語入門、わかりやすいにもホドがある![改訂新版]
・著者/出版社:清岡智比古/白水社
・価格:1,760円(税込)
・音声:CD付(音声アプリ対応)
英語のように市販書が多数ある場合、どの基本書が自分にあっているか、かえって悩ましいところです。
一方、フランス語については教材が限られているなか、本書は説明がユーモアに溢れているにもかかわらず基本事項がしっかり網羅されており、大変お勧めのです。
私にとっては唯一無二のフランス語基本書で、仏検4級の試験範囲もカバーしていますので、引き続き愛用していきたいと考えています。
2.単語集
・書籍名:仏検5級レベル重要単語
・著者/出版社:松川雄哉/語研
・価格:1,760円(税込)
・音声:ダウンロード(MP3形式)
基本単語については、正しい発音やスペルを早い時期にしっかりマスターしたいです。
本書は、数字などを含めて仏検5級の合格に必要とされている約500語が収録されています。巻末の索引でちょっとした辞書代わりにもなります。
構成は、見開きで左側に7つの単語と日本語での意味、右側に例文と例文訳となっています。
また、冒頭に発音と基本文法、巻末に動詞の活用(直接法現在形と命令形)もあり、復習にも便利です。
3.検定試験問題集
・書籍名:仏検対策5級問題集 [三訂版]
・著者/出版社:小倉博史、Maurice Jacquet、舟杉真一/白水社
・価格:1,980円(税込)
・音声:CD付(音声アプリ対応)
私は自身の英語学習の経験から、過度の検定試験依存は必ずしも語学学習にとって好ましくないと思っています。
しかしながら、独学で学習を始めた場合の一定の成果の確認として、最下級の検定試験に挑戦することは、ほとんどの学習者にとって有用だと思います。
いかがでしたでしょうか。
フランス語に興味のある方に少しでも参考になれば幸いです。
フラ語入門、わかりやすいにもホドがある![改訂新版]《CD付》 [ 清岡 智比古 ] 価格:1,760円 |
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