前回の報告までに、「動詞」「形容詞」「名詞」「指示詞」(こ・そ・あ・ど)「副詞」「接続詞」「助動詞」そして「助詞」と、各品詞の特徴を一通り理解したつもりです。
さあここからはあまり細部にこだわらずに一気にテキストを読み進めるぞ、と思いきや、「モダリティ」という聞き慣れない単語が目に止まりました、、
日本語の文は、事柄などの客観的な部分を表す「命題」と話者の気持ちや心理的態度を表す「モダリティ」に分かれる、そうです。
(例)もしかしたら雨が降るかもしれない。
・命題:雨が降る
・モダリティ:もしかしたら、かもしれない
また、モダリティは以下の通り、対事的モダリティと対人的モダリティに分かれるそうです。
1.対事的モダリティの例(命題に対する話し手の捉え方を伝える。)
・〜らしい(推量):鈴木さんは来月大阪に行くらしい。
・〜はずだ(確信):家に明かりがついているから誰かいるはずだ。
・〜だろう(非断定):おそらく明日は晴れるだろう。
2.対人的モダリティの例(聞き手に対して何らかの働きかけをする。)
・〜ませんか(勧誘):一緒に帰りませんか。
・〜なさい(命令):もう遅いから、早く寝なさい。
・〜か(質問):何を食べましたか。
3.1と2どちらにも関わるものの例
・〜べきだ(対事/当然):そのような制度は、直ちに廃止すべきだ。
・〜べきだ(対人/忠告):その悪い態度を改めるべきだ。
、、とりあえずLongman英英辞典を引いてみると、modal verbという単語に次のような説明がありました。
One of these verb forms: can, could, may, might, shall, should, will, would, must ought to, used to, need, had better, and dare. They are all used with other verbs to express ideas such as possibility, permission, or intention.
なるほど、英語の助動詞はモダリティとして感情等を表す役割をしているんですね。
本書を一通り読み進めた後で、ここに戻って来ようと思います。
また今日も、立ち止まってしまいました。。
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