過去ブログでも報告しましたが、1年程前からギター教室でアドリブの練習をしています。
当初はコツをつかめずに失意の日々を過ごしていましたが、ようやく基礎的なことが判ってきました。
今回は、初心者がどうアドリブに取り組むべきかを、自宅での練習に役立つアプリ「iReal Pro」と共に報告します。
1.初心者はどうアドリブに取り組むべきか
当初はアドリブというと、感性の赴くまま、無からイザナギとイザナミを生み出すような壮大なことをイメージしていました。
しかしながら物事には順序というものがり、アドリブにおいても基本事項の積み重ねであることに気づき、当面は以下の2点に注力しています。
(1)2-5-1(ツー・ファイブ・ワン)を見つけてメロディーを作成(借用)する
2-5-1は曲構成で重要な役割を担っていて、下の楽譜では3行目の「Gm7-C7-F7」が該当します。
ここがまあ、アドリブの見せ所となり、著名なメロディーを借用したり一部アレンジしたりします。
(2)(1)以外の箇所はコード・トーン
コード・トーンとはコードを構成する音のことで、CM7ならば「ド・ミ・ソ・シ」となります。原則、コード・トーンを使ってフレーズを作っていきます。
なお、上記(1)(2)共に注意したいのが、弾いている時にそのキーと、それぞれの音がキー(ベース音)を基準に何度なのかを常に意識することです。
2.iReal Proとは
iReal Proは、ジャズ・スタンダード本「Real Book」のアプリ版で、iOS、Androidどちらでも入手可能です。
テンポ(bpm)やキー、リピート数などを変更できます。パート毎のリピートなども可能です。
動画に写っているのはiPadを使用したiReal Proの「NOW'S THE TIME」です。全部で約1,400曲入ってるようです。(多すぎて確認できないw)
価格は1,800円程度とアプリとしてはそこそこの値段ですが、Real Bookの紙版が5,000円以上するのに対して、上述の機能を考えれば格安といえます。
動画に写っているのは、iPadを使用したiReal Proの実演画面です。
3.今後の当面の目標
約1年かけてここまで辿りついたわけですが、当面は以下の2点に注力して練習を続けていこうと思います。
(1)今回「NOW'S THE TIME」に用いた同じフレーズを、他の曲にも当てはめてみる。
ゆくゆくは、初めて楽譜を見た時でも、直ぐに弾けるようになりたい。
(2)2-5-1およびコード・トーンのフレーズ数を増やしていく。
また、演奏の際にリズムや音量の強弱をつけられるようになりたい。
あっ、弾き語りは引き続きUPしていくつもりですので、引き続きご声援をお願いします、、
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