今回は、中森明菜の「セカンド・ラブ」の英訳と弾き語りをお届けします。
1982年11月に、3枚目のシングルとしてリリースされました。
作詞・作曲はデビュー曲「スローモーション」と同じ来生えつこ・来生たかおの姉弟コンビです。
セカンド・ラブ 〜 弾き語りカバー 〜 Second Love
セカンド・ラブ 〜 Second Love
Lyrics: Etsuko Kisugi, Music: Takao Kisugi
恋も二度目なら 少しは上手に
愛のメッセージ 伝えたい
あなたのセーター 袖口つまんで
うつむくだけなんて
As the love is the second time
I will tell the message of love a bit better
But I just catch your sweater sleeve and look down
帰りたくない そばにいたいの
そのひとことが 言えない
I don’t want to go home, want to be your side
I just cannot say that phrase
抱きあげて つれてって 時間ごと
どこかへ運んでほしい
せつなさの スピードは 高まって
とまどうばかりの 私
Pick me up and take me with time
Carry me to somewhere
As the speed of heartbreaking is increasing
I’m just confused
恋も二度目なら 少しは器用に
甘いささやきに 応えたい
前髪を少し 直すふりをして
うつむくだけなんて
As the love is the second time
I will respond to the sweet whisper skillfully
But I just pretended to set my front hair and look down
舗道にのびた あなたの影を
動かぬように 止めたい
The shadow of you lengthened on the pavement
I will fix it not to move
抱きあげて 時間ごと からだごと
私をさらってほしい
せつなさが クロスするさよならに
追いかけられるの いやよ
Pick me up with time and my body
I want you to sweep me
I don’t want to be chased
To the goodbye crossing the heartbreaking
抱きあげて つれてって 時間ごと
どこかへ運んでほしい
せつなさは モノローグ 胸の中
とまどうばかりの 私
Pick me up and take me with time
Carry me to somewhere
I’m just confused
To the monologue of heartbreaking in my heart
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Wikipediaによれば、3枚目のシングルを、前曲の「少女A」と同じツッパリ(死語?)路線、つまり4枚目の「1/2の神話」でいくか、デビュー曲「スローモーション」風に戻すかで揉めたみたいです。
結果「セカンド・ラブ」はシングル売り上げ77万枚の自己ベストとなりました。
ちなみに「少女A」と「1/2の神話」を作詞した売野雅勇さんが以前テレビで、「少女A」がデビュー曲になる可能性があったとおっしゃっていました。仮にそうなっていたら、2曲目が「1/2の神話」になった可能性が高まり、その後の展開も大きく変わったかもしれません。
まさに人に歌あり歴史ありですね。。